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松浦弥太郎さんの『場所はいつも旅先だった』から学んだ旅のこと。

松浦弥太郎さんの著書に『場所はいつも旅先だった』という本があります。松浦さん自身が10代~20代前半のころ、旅したり暮らしたりしたサンフランシスコやニューヨークの人たちと自分自身の想い出と暮らしを切り取ったエッセイです。

 

僕はこの本を読んで旅に憧れて実際に旅立った。それは間違いなく、旅行ではなく旅になったことは今でも言えます。そんな松浦さんの本から学んだ旅についての考えをまとめようと思います。

 

旅に必要なこと。それは無計画

 

僕は旅に必要なことは無計画だと思います。それはお金をいくらでも使うとかではなく、行先だけ、唯一ある目的だけを決めてそれ以外は何一つ決めずに出かける。あれが見たい、ここに行きたいとガイドブック片手に考えるのは旅ではなく、旅行だと僕は思います。

 

日本であれ、海外であれ、ガイドブックを頼りに街を歩くのは、ただの確認作業のように思えてならないのです。もちろん、それも楽しいかもしれませんが、旅だからこそ得られるものは少なく、反対に両手いっぱいのお土産の袋を得るだけのような気がしてなりません。

 

何も情報がないからこそ、旅の中の出逢いは宝になる

 

僕の初めての海外旅行はサンフランシスコでした。唯一の目的を果たしたぼくは、ガイドブックを持たず、Wi-Fiもないので、どこに何があるのか全く何も分かりません。だからこそ、拙い英語でも、一生懸命にこの辺で美味しいお店、面白いお店のことを訊ねます。

 

すると大抵の人は、それに答え、教えてくれたり、連れて行ってくれたりします。そのお店はどれも地元の人から愛され、大切にされている場所ばかり。そんなお店は、ガイドブックに載っていることはほとんどありません。

 

また、その時間、その場所にその人がいたからこそ分かった現地のこと。それは偶然の出逢いによってなされます。それは脇目もふらずに目的地に向かう旅行ではできません。旅だからこそできる醍醐味だと僕は思います。

 

松浦さんの『場所はいつも旅先だった』が好きなワケ

 

僕がこの本を好きな理由は、本に書かれている状況、人たちの姿を想像することができるからです。街で会う老人、古書店でのやりとり、恋人と向き合う時間。内容を想像しては、温かい気持ちになり、僕の旅への想いが高まりました。

 

沢木耕太郎という作者で『深夜特急』という作品があります。若き日の彼がバックパックひとつで廻った東南アジアからヨーロッパにかけての旅を描いた作品です。僕にとっての深夜特急が松浦さんの1冊だったといえます。

 

最後に……旅が好きな理由

 

僕が旅を好きな理由は、自分だけの物語を作れることです。旅行は、あらかじめ用意された道に乗っかって、それを順番に廻っているのと変わらないと思っています。反対に旅は、自分で1から造り上げていくものです。

 

だからこそ、トラブルもあることでしょう。でもそれ以上に知らない土地の初めて会う人たちに助けられながら、形になっていきます。いつも終わってから、これが旅だったことに気づかされます。自分だけの物語がいつの間にか出来あがっているのです。

 

松浦さんが書いたこの本を開くたびに、僕にも良い旅があったことを想い出します。僕にとっての想い出の引き出しを開けてくれるのがこの1冊なのです。

 

 

 

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アキラ
アキラ
管理人のアキラです。 サイトタイトルの『ライフスタイルマガジン』を雑誌だと間違えてしまった方は、ごめんなさい。 「人生とは一冊の雑誌のようなものだ」 サイトのタイトルを考えていた頃、ふとこんなことを思いました。 人にはそれぞれ、様々なライフスタイルがあり、就職や結婚などのライフステージがあります。それらから得た経験や情報をまとめてできあがるものは、まるで一冊の雑誌のようだと感じたのです。 ならば、自分のライフスタイルという情報を、ブログを通じていろんな方に届けられたらいいなという思いで、ライフスタイルマガジンという名前のサイトを作ることにしました。 読書やCDが好きなので、それらの紹介など、皆さんの暮らしをワンランク豊かにできるような情報を書いた記事。そして、これまでのライフステージで経験した話、気づきや学びなどを記事にして発信していこうと思います。 今までと変わらず、気まぐれにいろんなことを書いていこうと思います。 更新頻度はそこまで高くない?かもしれませんが、自分のペースで続けていこうと思います。 あなたの暮らしに、少しでも当サイトがお役に立てますように。 それでは、ライフスタイルマガジンをどうぞお楽しみください!