ライフスタイル

代官山のライフスパイスショップで味わうチャイが教えてくれた旅の想い出

ライススパイスショップのチャイ

代官山には、本格的なインドのマサラチャイを味わうことができるお店があります。
その名も『LIFE SPICE SHOP(ライフスパイスショップ)』。
お店でチャイを初めて味わった時、僕はあることを思い出しました。

それは、初めての海外旅行を一人で訪れたサンフランシスコで味わった、一杯のチャイと一人の女性との想い出です。
今回はライフスパイスショップの魅力や、どのような想い出があったかをお伝えします。

ライフスパイスショップとは?

ライフスパイスショップは2017年2月、代官山にオープンした日本でも珍しいチャイ専門店です。本格的なインドのマサラチャイを味わうことができます。
お店は、いつ行っても笑顔で出迎えてくれる素敵なオーナーご夫妻が二人で営んでいます。

店内は二人が世界各地を旅する中で見つけたアイテムが随所に飾られており、まるでお店にいながら世界中を旅しているかのような感覚に。
オーダーを受けてから一杯ずつ丁寧に作られるチャイは、テイクアウトも可能です。

店内の座席数は2席と少ないですが、ノルウェーのシエスタチェアといったこだわりの家具に腰を下ろすことができるので、店内はいつもゆったりとした時間が流れています。
その日の気分に合わせた過ごし方ができるのも魅力です。

ライフスパイスショップのアイテム二人が旅で見つけたアイテムの数々が店内に並ぶ
ライフスパイスショップのアイテム旅とは、気づくこと・探すこと

気になるメニューは?

ライフスパイスショップのチャイの特徴は、厳選された7つのスパイス(ジンジャー・シナモン・カルダモン・スターアニス・クローブ・ナツメグ・ブラックペッパー)が、独自の配合で絶妙にブレンドされていることです。

インドを旅するなかで、様々な土地のチャイを飲み比べ、「これだ!」という味を忠実に再現し、二人のアイデアも一杯のなかに込められています。
主に4種類の味わいがあるので、その日の体調や気分に合わせて楽しめます。

まずは定番の『オリジナル』。上記の7つのスパイスがバランス良く配合されており、香り高く、それでいてミルクの風味とまろやかな味わいになっています。
次に、ジンジャーやペッパーを効かせ、甘さがあるけど後味がピリッとしている『スパイシー』。そして、シナモンの配合率を高めにすることで、優しい甘みと飲みやすさが特徴の『スイート』。最後は、カルダモンによる香りが非常に良く、すっきりとした味わいが心を落ち着かせてくれる『リラックス』があります。

ライフスパイスショップのメニューホットチャイはいずれもワンサイズで550円

他にもアイスチャイ、アルコールが入ったラムチャイやテキーラチャイなどがあり、その日の気分に合わせて好きなチャイを選ぶことができます。
分からないことは、オーナーご夫妻に何でも聞いてみてください!

僕にとってのチャイの想い出

僕にとってのチャイの想い出。それは初めての海外旅行を一人で訪れたサンフランシスコのお話です。

サンフランシスコへの長い道のり

数年前、僕はある目的のために旅を計画し、サンフランシスコへと旅立ちました。日本を離れた僕を待っていたのはロングフライトでした。日本からダラスを経由し、サンフランシスコを目指す旅路は14時間にも及ぶ長旅だったのです。

何の下調べもしていないまま旅立ち、高揚感と不安な気持ちが入り交じり、寝るに寝られず、ずっと暗い闇夜を見つめていたことをよく覚えています。
「自分の旅はどうなるのか?」そんなことばかり考えていました。

不安を吹き飛ばした景色

フライト中、そんな僕の不安を吹き飛ばした出来事が起こります。
それは、窓側の席に座る僕が窓のシェードを上げた瞬間に広がった、夜明けから日の出へと向かう美しい空の景色でした。

飛行機からの夜明け飛行機からの夜明け

高度10000メートルから見える夜明けは、まさに圧巻の一言。
地上に近づくほど太陽の光が差し込んでいき、宇宙へ近づくほど青色が濃くなっていく光景は、この瞬間にしか見ることができません。

僕はその光景を目に焼き付けようと、目の前で起こる自然の変化を見つめ続けました。
空が段々と白んでいき、太陽が顔をのぞかせます。
その間にも、僕が乗る飛行機は時速800キロで、目的地に向けて飛んでいるのでした。

異国の景色

14時間のフライト後に到着したサンフランシスコで僕を待っていたのは、日本とは全く異なる異国の様々な景色でした。
街行く人々の肌の色、走る自動車の形、耳にする言葉、街の喧騒。

その変化に、僕の気持ちが急に不安になります。
宿までの行き方、交通手段も分からず、サンフランシスコの中心地を右往左往し、ただただ時間だけが過ぎていきました。

その時、ある光景が目に留まります。
それこそ、僕にとってのチャイの想い出であり、ライフスパイスショップが好きになったきっかけでもあります。

チャイを売る一人の女性

街を彷徨っていた僕が見つけたのは、道端にポツンと取り残された一台の屋台。
銀色のカートに不似合いなビーチパラソルが開いています。
近づいてみると、30代頃の一人の女性が何かを売っています。

よく見ると、それはチャイの屋台でした。
120oz(約360ml)・3ドル30セント。
売っている女性の話を聞くと、数年前にインドから移住してきたのだそう。

魔法瓶に作り置きされたミルクティーを紙コップに並々と注ぎ、スパイスを混ぜ合わせただけのチャイのようです。
手渡されたそれは、甘くて濃く、キツイくらいにスパイスの香りが立ち込めていました。

笑顔に救われた旅の始まり

チャイを受け取った後、その場を離れようとする僕に女性がこう呟きました。
「Until we meet again.」
意味は、また逢う日まで。

正直な話、僕がまたここに来た時、女性がここでチャイを売っているとは限らず、逢える確率はかなり低いはず。
それでも、チャイ売りの女性は、笑顔で僕に語りかけていたのです。

数日後、僕は街に戻り、屋台があった場所を訪ねたのですが、屋台はおらず、結局のところ再会することはできませんでした。
残念な気持ちのまま、僕は日本に帰るための道を急ぎました。

でも、僕は思います。
旅の途中に起こった様々なトラブルも、あの笑顔に救われたおかげで乗り越えられたと。
だからこそ、彼女に会って感謝の気持ちを伝えたかったのです。

僕にとってライフスパイスショップとは?

お店で作られた出来たてのチャイは、スパイスの香りがほんのりと漂います。
その香りを吸い込むと、ふとあの時のチャイ売りの女性を思い浮かべます。
僕にとっての原点とも言える旅の想い出を振り返る場所。

それが、僕にとってのライフスパイスショップです。
自分の時間を自由に過ごせることが、このお店ならではの魅力。
それは、お店を守る二人の存在や空気感によるものかもしれません。

ライフスパイスショップの外観お店の外観
ライフスパイスショップの外観お店は路地裏にある

日々の忙しさを忘れるために、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?
きっと、あなたにとって大切な何かを思い出させてくれるきっかけになるはずです。
そんなお店だからこそ、今日も僕は幸せな気持ちでいられるのだと思います。

ショップ情報

『LIFE SPICE SHOP(ライフスパイスショップ)』

 営業時間:平日(9:00~19:00) 土日祝(11:00~19:00)
定休日:月曜日

イベントによる臨時休業もあるため、まずはホームページかInstagramをチェックし、営業を確認してからのアクセスをオススメいたします。
お店は路地裏にあるため、初めての際はマップをご覧ください。

ABOUT ME
アキラ
はじめまして! 管理人のアキラです。 私の経歴を簡単に…… 新卒で入社した会社を10か月で辞めた後、数日間のホームレス生活をし、都内のシェアハウスに転がり込む。そこでのご縁を通じて面接をさせてもらった企業に就職し、日々修行中。 ブログは、これまで経験してきたなかで得られた知恵が、誰かの役に立てば良いなという想いで運営しています。 記事は転職や就活などのライフステージと、ライフスタイルに関する内容が多いです。 ご自身の気になる記事がありましたら、ぜひご覧ください。