就活

就活で四季報がいらない8つの理由と、その後判明した衝撃の実体験について

就活に四季報はいらない

一体どれだけの就活生が四季報を使っていることでしょう?
就活シーズンを迎える前の書店には、就職四季報がうず高く積まれています。
1冊2000円は超えるその本に見合った価値はあるのか?

『就活生に四季報は必要ない』
就活を経験し、四季報で衝撃の事実を発見した僕は断言します。
その理由を実体験を踏まえながらお伝えしようと思います。

四季報は不確かな情報が多すぎる

四季報は本当に多くの企業のデータが載っています。
総合版や優良・中小企業版などを含めれば、掲載社数は1万社を超えてきます。
しかし、実際のところどうなのでしょう?

僕も就活中は1冊の就職四季報を購入し、企業研究をしていました。
いざ就活を終えてみて気づいたのは、四季報の情報の不確かさです。
それについて一つずつ解説していきます。

年収の勘違い

働く以上、お給料がいくらぐらい貰えるのか気になるものです。
四季報には各企業データの右上に『平均年収(●●歳)』という文言の後、年収の額が書かれてます。

ここで注意したいのは、その年収はあくまで平均であるということ。
すべての社員に支払われている年収を平均化したものにすぎないのです。
気持ちは分かりますが、載っている額だけを信用してはいけません。

もしかすると、既定の残業時間分の手当てを含めた固定残業代が高いのに、基本給はとても低い企業かもしれませんし、月給は低いけれどボーナスはその分少し良い額をいただける企業かもしれません。

ボーナスの真実

就職四季報では、ボーナスの支給額や給料何カ月分という表記をする企業もあります。
しかし、その額は一体入社して何年経って得られるものなのでしょうか?
ボーナスの支給額は、入社年数を基本にする企業もあります。

その場合、当然ですが1年目では、書かれている満額には辿りつけません。
私もとある業界で最大手に近い大企業にいましたが、夏のボーナスは約9万円、冬のボーナスは約30万円近かったことを覚えています。

さらに忘れてはいけないのが、ボーナスにも所得税がかかることです。
大体30%ぐらいは、税金として引かれた状態で給与口座へ振り込まれます。
貰えるだけマシかもしれませんが、金額だけで一喜一憂しないことが賢明です。

年齢別の最低・最高賃金に注意

四季報には25歳・30歳・35歳、それぞれの賃金推移をまとめたデータがあります。
公開していない企業も多いですが、大まかな昇給のベースを知ることができます。
しかし、問題は最低賃金と最高賃金の違いが書かれている場合です。

月給だけで2倍~3倍の差があるケースもあります。
役職の有無によっても異なりますが、現実はあまりにも酷です。
その部分をきちんと理解したうえで、企業研究をする必要があります。

有給取得の謎

有給取得の項目には、『●●日/20日』という表記があります。
しかし、冷静に考えてみてください。
入社していきなり有給を20日もあるわけではありません。

20日間の有給を与えられるのは、入社して6年半以上の継続勤務をした労働者のみに限られるのです。
これは、労働基準法で明確に定められています。

併せて注意しておきたい点が、無理やり有給を使われているケース。
働き方改革により、年5日の有給消化が企業に義務付けられるようになりました。
これが悪しき流れだなと、僕は思います。

『有給消化日数が多い=働きやすい企業』という勘違いをする人がいます。
実際は有給とみなして勝手に消化されているケースや、強制的に有給を取らされていることもあるかもしれません。

企業の内部のできごとだからこそ、就活生には真実が見えないという盲点があります。
有給を消化しているから良い企業というわけではありません。
その部分はあらかじめ理解しておきましょう。

残業の盲点

月の平均残業時間や残業手当の表記にも注意が必要です。
まず、平均って何ですか?
業界によって忙しさの波があるはずです。

例えばある月は5時間の残業で、翌月は40時間の残業をしたら、月平均は22.5時間です。
さらに、忙しさには個人差があります。
毎日定時で帰社している人もいれば、日付が変わるまで残っている人もいます。

その事実を考慮せず、月の残業平均時間を記載していても何のメリットもありません。
その残業手当も、みなし残業分として給与に組み込まれているかもしれず、本当のことは曖昧なままにしている企業がほとんどです。

NAという魔法の言葉

四季報を読んでいると『NA』という言葉が立ちはだかります。
NAとは、Not Answerの略称。
つまり、企業はその点に関して情報を開示していないことになります。

言い方を悪くすると、知られたくないことや都合が悪い点は、就活生に明かさなくても構わないという解釈もできてしまうのです。
給料や採用実績のある大学、離職率までどの点をNAにするかは企業次第。

就活生はそれに疑問を持ちつつ、一途の希望を持って就活を戦わざるを得ません。
「なぜ企業はこの情報を公開していないか?」
という疑問を持って、仮説を考える必要があると思います。

大企業しか見ていない

業界ごとにまとまっている就職四季報ですが、売上高の大きい企業から順番に掲載されています。
しかも、大企業は1社で1ページ使われているケースがほとんどです。

その分、就活生には大きなインパクトを与えてくれます。
反対に規模がさほど大きくなければ、1ページに数社書かれている1社でしかありません。
ただでさえ分厚い四季報を細かく読む就活生のほうがレアです。

結局のところ、大企業にしか目がいかず、いろんなチャンスを逃している原因にもなるかもしれないのです。
期間が限られている就活生に、無駄な時間を過ごしている暇などありません。

僕が経験した衝撃の事実

僕は新卒でとある業界の、最大手に近いポジションに立つ大企業に就職しました。
しかし、ある理由をきっかけに、入社から1年足らずで退職した経緯があります。
同期であれば、入社3年が経過したある年の四季報で、僕はその会社をチェックしました。

四季報には『3年後新卒定着率』という項目があり、とりあえず3年を迎えた社員がどれだけ会社に残っているかを知ることができるものです。
僕は既に退職しているので、その分の人数や定着率が低くなってるです。

しかし、定着率には【男:100%】となっています。
「ん?」と思い入社人数を確認すると、そこには、僕がいた時からちょうど1人引いた数が記載されているではありませんか。

僕は入社した人数として、カウントされていないという事実が発覚したのです。
定着率が100%なので、居心地が良い企業として就活生に見せることができます。
それが正しい情報ではないのにもかかわらずです。

就職四季報を買わずにどうすべきか?

冒頭で、僕は就職四季報を買う必要はないと伝えましたが、代わりにどうすれば良いのかを就活生の皆さんにお伝えします。
※あくまで個人的な意見として考えてください。

業界地図の購入がオススメ

僕は四季報よりも、業界地図の購入をオススメします。
170を超す業界と4000社を超える企業が載っています。
手軽に業界の状況と企業の名前を知ることができるのです。

大企業志向が強い就活生や、業界研究が不十分な就活生には最適なツールだと思います。
気になった企業は採用サイトをチェックし、エントリーしてみても良しです。
正直な話、就職四季報の内容は、企業の採用サイトに載っているような情報ばかりです。

気になる企業の情報は大学で得る

ほとんどの大学には、就職課やキャリアセンターといった名称で、就活に関するサポートをしてくれる部署があります。
就活生はまず、そこを最大限に活用しましょう。

企業から大学に直接来る求人が掲載されていたり、専属スタッフが相談にのってくれたりします。
当たり前ですが、何冊も四季報が置かれています。

わざわざ買わなくても、そこでコピーすれば良いのではないでしょうか?
もしかすると、通っている大学の先輩がその企業で働いていれば、OB・OG訪問の可能性もありますし、面接に関する内容など、よりリアルな情報が眠っているかもしれません。

Web上で戦う

就活はいかに情報を早くゲットすることが、勝敗を分けると思っています。
その視点からいくと、紙媒体の四季報はどうしても情報のスピードに弱いです。
マイナビやリクナビなど、Webの媒体に頼りましょう。

情報が常にアップデートされていますし、チェックした企業や業界に関連する別企業の情報まで提供してくれます。
ここまで便利な手段は他にありません。

まとめ

就職四季報があった方が便利なときもありますが、無駄が多いこともまた事実です。
今はやはりリクルートサイトや企業の採用サイトから、最新の情報をダイレクトに仕入れた方が、情報のミスマッチや企業への誤った理解をするリスクを減らせます。

それでも、やはり強いのはリアルな情報です。
紙媒体やウェブを使った企業研究も良いですが、実際に企業の説明会に足を運びましょう。
より理解が深まりますし、自分で企業の良し悪しを判断することもできます。

就活は自分を成長させられる場所です。
誰のためでもなく、自分のためにさまざまなチャレンジをしましょう。
就活生の皆さんの活躍を応援しています!

今回ご紹介した参考資料は以下に記載。
ぜひチェックしてみてください!

 

ABOUT ME
アキラ
はじめまして! 管理人のアキラです。 私の経歴を簡単に…… 新卒で入社した会社を10か月で辞めた後、数日間のホームレス生活をし、都内のシェアハウスに転がり込む。そこでのご縁を通じて面接をさせてもらった企業に就職し、日々修行中。 ブログは、これまで経験してきたなかで得られた知恵が、誰かの役に立てば良いなという想いで運営しています。 記事は転職や就活などのライフステージと、ライフスタイルに関する内容が多いです。 ご自身の気になる記事がありましたら、ぜひご覧ください。